Complete text -- "こんな本は"

12 October

こんな本は


ジャンゴ。特に昨年からフライフィッシングとギターの共通の趣味を持つ友人に感化されて、よりジャンゴ好きになった。が、熱が一度冷めた。また今回のジプシー・フェスで火が着いた。彼から送られた楽譜のコピーをなぞりながら、ままならぬ指先が恨めしくい。そればかりは、ものにするまでは孤独な積み重ねの日々。たどたどしく弾く日々。

そうだ。ギターが違う!マカフェリギターだ。マカフェリの情報収集だ!帰りにウタさんの店に寄って質問。調べてみると中国製で3万円ぐらいから市場にでている。最近の現状を詳らかに知りあいの楽器店に問い合わせてくれた。やはり定価で12万円代の日本製が無難らしい。
さてそこで取り出してきたのがこの本。The Story of Selmer Maccaferri Guitars。この本は日本には何冊も無いでしょう。彼が在米中、この本の出版に際し、300だか400ドル資金協力をしたらしい。
その本を繙きながらマカフェリの特徴を説明してくれた。ボディーの中にもう一つ音の流れを制御する物体が入っている。それがマカフェリ氏の特許。そのマカフェリ氏の特許、工房いっさいがっさいを買収したのが、フランス・セルマー社だ。セルマーは管楽器の方が有名だが。その後マカフェリ氏は渡米、プラスティック製の洗濯ばさみの特許でまたもや大もうけしたとの事です。
やがて製造中止になったマカフェリ・ギターは、数々のコピーモデルが出ている。
やはりその特徴的な構造までコピーしていないとあの独特な音は出ないのだそうだ。うーん、話は分かったので今度は現物の試奏に行こう。

21:24:02 | 14capo14 | | TrackBacks
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