Complete text -- "弦#1"

17 July

弦#1

週末金曜日、仕事を終えてリ○○・ギターズに寄った。「なんか臭いましたか?」「エー、まーねー。」「ハイ、これ」と出されたのが「Martin Fingerstyle SP」という新発売の弦。定価1,600円と高めですが、800円で売っていた。試してくれというので張ってみた。

弦はPhosphor Bronze。銅に錫が混ぜて有る金属。どちらかと言えばきらびやかな音がでると言われるけど。普段は銅のBronze弦を張っている。

Asturiasから弦を外す。弦巻き兼ブリッジのピン外しの便利な道具。

サドル(中央の白い物体)に弦が乗り振動をブリッジ経由でトップに伝える。ここでオクターブの調整もする重要なパーツ。オリジナルの素材は牛骨製。それを本物の象牙で誂え調整した。もともと母が止めた三味線の象牙製のバチの握り部分を宇田さんに作り替えてもらった。

弦を張ろうとしてサドルの穴に突っ込んだ。ところがこの新しい弦のボールが大きすぎ入らない。なんてこった。もともとAsturiasはD'Anjelicoのライトゲージが標準指定。そういう一徹の姿勢ならそれはそれで潔い。

そこでCat's Eyes CE180に張ったらきつめだが問題なく穴を通った。もともとMartin D18のスペックで作られているし、かつてはMartinのOEMなどもやっていたからな。左がMartin弦、右がD'Anjelico。
微妙な大きさの違いだ。

音は?おいおい、やはり今までのMartinの音です。巻き弦はそこそこうなずけるけど、プレーン弦の、特に1弦のテンションが弱くてだめ。Fingerstyleの弾き方に特化した、というコンセプトだと思うが、自分のタッチとは相性が悪いのと音質的に好き嫌いでいえば嫌い。3プライとはいえローズ/マホガニー/ローズサイド、バックのAsturiasに張れていたら違ったかも。それとも小さいボディーサイズの000などの楽器のほうが合うのかもしれない。


午前2時間、テニスレッスン、連休のため今日は5人。暑いのと少人数のためか、皆さん、はーはー。午後、世○谷の実家を女房、娘と訪ねる。が二人が自由ケ丘を先にぶらぶらしたいと、言い出したので途中まで送り、数時間後またひろいに行く。結婚前によく食べにいったコロッケの店「瀬戸」、珈琲とお酒の店「六文銭」などの店は健在との事、高校から20代を遊んだ場所、懐かしいね。都内は交通量少なめで順調に流れる。喉もとに引っ掛かっていた懸案解決ですっきり。ケメコさんにぴったりのペーパークラフトのキティーちゃんもゲット。めでたし。
12:33:39 | 14capo14 | | TrackBacks
Comments

kemeko wrote:

この度キティちゃんの里親になりますkemekoでございます。ウチの子を誘拐して来て下さってありがとうごさいますm(_ _)m 対面の日を首を長〜くして心待ちしております。
それにしても可愛いペーパークラフトですね。一目惚れしました(*^_^*)キティちゃんを可愛く描くには耳と顔の輪郭がポイントで、ひとつ間違えるとネコになります。キティちゃんはネコではなくキティです。ケバイチも時々描いてくれますが、ネコになります。。。(^0^; お心遣い、いつもありがとうっ!
07/18/05 09:02:03
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