Complete text -- "生きて"

05 July

生きて

リング・○○ーズのUT川君からハワイ島の画像を下書きというか「あたり」として寸法指定でプリントの依頼を受ける。4分割でプリント、後で貼り合せるためのガイドを付けてプリントアウト。いってーなんにつかうでぇ?お互い地元っ子なもんでちょっと地元言葉になる。ハワイ島在住のルシアーのギターで180万のやつが来る、そいつをディスプレイするスタンドをギターと同じコアの木で作るとのこと。まずはベース部分となる島の形を切り抜く為にテンプレートをベニヤで作り、それから本番のコアを切り抜くのだとか。木工はお手のものだけどね。

本人談。「お騒がせいたしましたハワイ島の外周が出来ました。とは言ってもテンプレートが出来ただけで、本番はこれから!柔らかいベニヤ板を切るだけで3時間。本番は固いコアに集積材を貼った20mmの板。 先は長い!ともあれ無事に型は完成。ありがとうございました。」だと。これからの制作過程が楽しみ。実寸は左右が460mmもある結構な大物。これからのプロセスが楽しみ。でもコアって木は相当堅いぞ。



上のイメージをクリックでAmazonへ

柳澤桂子著・「生きて死ぬ智慧」(¥1200)を読む。般若心経の現代語訳。というより現代語での心訳というのが正しいかも。なぜならP2に「*脚注=著者の心訳に意味的に対応する般若心経の原文。」とあるからだ。原文の一解釈とでも思えばいいのだろう。

著者曰くの「二元的なものの見方に慣れてしまった」私に一元的な世界を理解するにはもう少し何度か読まないと理解できない事がある。が、般若心経の意味をおぼろげながら知り得たことは良かった。あとがきの原子の話、それに続く原子密度、と濃淡の話の説き方が平易で分かりやすい。読後、まずは自然に清々しく、いい気持ちになった。「ぎゃーてー、ぎゃーてー」ぐらいしか知らなかった自分、世界が広がった。なお宗教の匂いは無く、ごく自然な文体なので読みやすい。著者は生命科学者でもある。

13:24:00 | 14capo14 | | TrackBacks
Comments
コメントがありません
Add Comments
:

:

トラックバック