Complete text -- "口説かん、クドカン"

19 April

口説かん、クドカン

今朝、だいぶ落ち着いてきたと思う。駅迄の歩きの途中、平常心。乗車、しばらくすると混雑、温度上昇、窓を開けると風がきもちいいい。久しぶりに文庫本など読んでみた。目が疲れるからしばらく読まなかったなあ。奥付をみたら昭和47年発行の講談社文庫の大宰治「走れメロス・女生徒・富岳百景」だ。30年以上前の本だが、紙が余り酸化していないし、文字も比較的鮮明だ。読みふけっていた。たまにはいい気分転換だ。あーそうだ、気分転換といえば、落語を聞こうと話しあっていたんだ。どこかの中古屋で落語のCDを探そう。そうだ、宮藤官九郎のタイガーアンドドラゴンを見ていて思ったんだ。クドカンの木更津キャッツアイ、池袋ウエストゲートパーク、面白いよな。あの「ねてねーよ」、っていう親父の真似、最近してないな。もう娘には受けるどころか、白眼視されるのが落ちだから、かみさんをからかう材料にしようか。もっともあのギャグ自体を完全に忘却などしていて、一から説明なんてなったら最悪だ。
相変わらず、思い出したように鼻水が、走るって感じだ。しつこい。早く花粉から抜け出したい。明け方も鼻づまりで苦しくて目が覚める。口の中がからから。いやだー。

18:13:33 | 14capo14 | | TrackBacks
Comments

BESSY wrote:

円生のテープならいっぱいあるよ。かなり古いテープだからもう張り付いちゃってるかも。落語というより人情話が多いんだけどね。品川心中とかね。一番のお気に入りは鰍沢。早朝に逃げ出した男を吹雪のなかを追って走っていく女。女の鉄砲がぱーんと鳴って、雪一面の景色の中で男の赤い血がぱーっと散って、聞いているだけでそれはそれはきれいな景色ざます。よかったら今度見に来てね、ざます。
04/19/05 22:02:51

capo wrote:

ありがとうございます。そういう景色に自然に惹き込ませる語りの芸、と聴き手のそれを豊かに再現できる脳の力、想像力ざますね。今度訪ねた折には、いろいろお話を聞かせて下さい。
04/20/05 07:31:58
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