Complete text -- "4/15"
16 April
4/15
4/15金曜日。金曜日はホッとするはず。今朝の通勤はつらかった。暑くなりそうなので、電車の窓を少し開けて外気が欲しい。開かない。固くて窓が下がらない。ここでぐぎっとした。いや、したんだろう、きっと。何となく不安。閉め切って息苦しくなるのでは。と感じたのかも。腹痛で二つ目で下車。トイレへ。回復。再び来た電車に乗る。混んでいる。6ドアの座席が跳ね上げてあってすわれない車両。それはそれで立っているのは辛くない。窓の外をみたり、案外快調。が、自分の前に大柄な男性が大きく立ちはだかる。気にしない、が、こう書く以上実は負担に思ったのだろう。多分。圧迫感か。その人の何がいやでもない。が自分に必要な空間が遮られた感じ。それはいやな感じ。だんだん混んでくる。網棚にあげた鞄から飲み物を取り出して飲みたい。できない。ガムを噛む。味がなくなったので、ガムを換える。やがて赤羽。なんとかいけると思いそのまま。次はこちらのドアーが開くし、降りればいい。でもまた混む、降りられない。次は反対側。さらに苦しくなる。激しくパニックが来そう。わーと声を上げてここからでたいと言いたくなる。どきどきする。恐くなる。早く、早く、池袋。降りた。降りた。外の風、空気、ベンチにすわり呆然とする。お茶と薬を飲む。電車がつぎつぎくるが、しばらく休む。無理はしない。少し移動、そわそわと言う感じ。そんな事を自分で責めない。しょうがない。仕方がない。また座り次を待つ。が、溢れそうな人をみるとそこに入って行くことは到底出来そうにない。次。どうする?やめる?いけそう。かも。でも恐い、恐い。少しすいているぞ。いけるかも。いや、駄目恐い。無理するな。あせるな。発車のチャイムがなり続ける。どうしよう、飛び乗った。出来た。顔は普通の顔だったと思う。気持ちはまっすぐなグラフ。どきどきもない。周りからは余裕がある。終点までの時間が短く感じて、あー着いた。良かった。金曜日、今までになく何本も乗れなかった。だめとは思わなかったが。けどパニックは強かった。仕方がない。やれやれ。本当にやれやれ。しばらく寝る前に薬を飲むことにする。大きなパニック、しかも繰り返すことが一番大変なことになる、といわれている。なんとかなりそうな感触だったが、戻った感じだった。いいのだ、仕方がないのだ。これが今の自分なのだ。あーあ、でもいやだな。もぐろフクゾウが出てきそう。
08:34:00 |
14capo14 |
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